BDF
BDF(バイオディーゼル燃料)をウチの関連会社で扱っているため今日行われた
「混合軽油の規格化に関する説明会」
に参加してきました。
過去あっという間に消えてしまったエタノール系燃料でお役所が後手後手に回ったことを踏まえBDFに関しては早めに規格としますよという説明会。
日本は6%削減と京都議定書で決められてます。アメリカは批准を見送っていますがロシアが批准を決めたために京都議定書は発効され必ず日本は6%削減しなければならなくなっています。
そこで化石燃料に植物性の燃料を混合して温室効果ガスを削減しようという動きがあるわけです。京都では廃てんぷら油を回収して精製して市バスを動かしたりしています。バスを動かすにはその燃料を燃焼させているので二酸化炭素は排出されるわけですがこの場合もともと地球上にあった二酸化炭素を植物が成長過程で吸収したとされるため二酸化炭素を排出していないということになるわけです。
な~んて事を時々スーツで営業に行ったりしてます。二酸化炭素排出権売買は国内ではまだまだのようですね。
今回の説明会では軽油に5%の植物油を混ぜたものを規格化しますというもの。欧州ではB5と呼ばれているようです。B10(10%混合)、B25(25%混合)と混合率の高いものもあるようですが日本では5%までであれば自動車に対して安全であるということで5%で規格化したようです。
でもね5%混合しなければならないではなくて5%までなら混合しても良いよなのよ。
どれだけの会社が混合油を売ることになるのか・・・
スタンドでそれが「混合油」だと分かったときのお客さんの反応は・・・
まだ課題はありそうです。
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