デル・トロ その3
梅雨明けなんだそうな
もう2~3日前に明けていれば
BBQも実行できたでしょうに・・・
週末はやっぱり雨
先週一杯気まぐれ一杯だったお客も
何事も無く帰国の途へついたので
前回借りられなかったDVDを・・・
「パンズ・ラビリンス」
ギレルモ・デル・トロ監督のその3です。
と言ってもアカデミー賞取ってるのでコレが一番
有名な映画なのかも知れません。
舞台は内戦下のスペイン
父親をなくした少女が妊娠中の母親とともに
母親の再婚相手の大尉の住む森の中の
軍の砦にやってくるところから始まります。
その大尉が残忍な人で少女を疎ましく思い
生まれてくる息子だけを欲しがるような人。
その現実から逃げるように少女は
お伽噺や妖精の世界へ引き込まれて行って・・・
という話です。
確かに妖精が出てくる話ではありますが
単なるファンタジーというよりは
「ダーク」なファンタジーです。
内戦とお伽噺が暗く静かに展開していきますが
その世界観は流石オスカー受賞作です。
見事に「ダーク」なままに描かれています。
なかなか面白い作品です。
ラストもコレまた深く「ダーク」に描かれます。
取り方によっては「ハッピー」かも知れませんが・・・
一見の価値ありです。
「ダーク」ではありますがファンタジーですから
何種類かクリーチャーが出てきますが
ちょっとコレ気に入っちゃいました。
してはいけないことをすると目を覚ますのですが
目を覚まして追いかけてくる動作が面白いんです。
アカデミー賞を取っただけあっての表現方法です。
そういえばもう8月ですね。
昔の8月、テレビは怪奇特集と終戦特集が定番でした。
しかし最近はそういう番組少なくなりました。
特に終戦特集は本当に少なくなってしまいました。
8月くらいはそういうの放送しても良いと思いますよ。
視聴率かせげないのは分かっていますけど
たまにはそういうものを気にせずに・・・ねぇ・・・
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