夏場に感じていたエアコンの風量ですが、全く風が出ないわけではなく冷えないわけでもありません。が、モーターに負荷がかかってしまっている事は明確。次の夏も温度的には問題なく乗り越えられると思いますが配線が焼けるような事態が起きてしまう事は避けたい。
と、いう事でブロアモーターを交換する事にしました。
ブロアモーターはまだボッシュから出るという事はわかっていたので早めに交換しておきたいという事です。
国内で在庫している業者さんがいたのですぐに到着します。
ダッシュボードの脱着は非常にめんどくさいのでOさんには拒否されます。前回もそうだったので今回もダッシュボードの脱着は自分でやります。
本当にめんどくさい・・・ダッシュを外す前にメーター周り、センターコンソール、エアコン周り、ステアリングを外してやっとダッシュボードが外せるようになります。
メーターのオーバーホールをしてその後に何度か外しているのでメーター周りはすぐに外れます。シートも外してやるのがベストなんでしょうがまた大変なのでつけたままです。
ブロアファンボックスの周りのスポンジも交換する必要があるかと思って隙間シールを何種類か買い込みましたが状態的には悪くはないのでそのままこれを使います。
しかし、エアコンパネルの取り付けもブロアボックスの取り付け方がまたスゴイ。ブロアボックスはダッシュパネルの出っ張りにネジ2本で吊ってあるだけ。エアコンのコントロールパネルはボックスにゴム板でぶら下がっている状態です。(ダッシュボードに後でネジどめする事になります)
取り外したブロアモーターはやはり重い感じです。羽根の固着も心配されましたが固着もなく無事交換はできました。
で、ここからは
①ブロアモーターをブロアボックスへ固定
↓
②ブロアボックスの内蓋をビス止め
↓
③噴出し口切替ケーブルをつなぐ
↓
④ブロアボックスの蓋をビス止め
↓
⑤ブロアボックスの前板を取り付け
と進んでいきます。ダッシュを取り付ける前に一応切替ができるか確認すると・・スカスカ・・・アームのフックが外れている・・・
エアコンの噴出し口の切り替えはコントロールパネル裏面に取り付けられたプラスチックのパイプを引っ張ったり緩めたりして切り替えます。ワークショップマニュアルには「ケーブル」と書いてありますがプラスチックの中のケーブルだけが動くわけでなくプラスチックのパイプそのものも動いてその先のアームが蓋を開け閉めします。アームもフックもプラスチックなので経年劣化で負担がかかると折れる事は時々あるようです。もう少し柔らかい樹脂チューブで隙間がもう少しあってワイヤーがスムーズに動けばこんなに長くする必要もないでしょうし端をプラスチックパーツではなくて金属を使うとかもう少し方法はあったようにも思いますが当時のイタリアのアルファロメオの状況を考えればこんなものかと・・・
この時も折れたか??と思いましたが確認するとフックが外れているだけ
で、③に戻って接続しなおして⑤まで完了。
再度確認してみるとまたスカスカ
で、また③に戻ってフックをはめて⑤まで行って確認するとまたスカスカ・・・
で、またフックを確認すると今度はパイプが外れている
折れたか??
と思いましたがパイプを止めているプラスチックのパーツから抜けただけでした。
で、②に戻って⑤まで
その後、ダッシュパネルを取り付けてエアコンのコントロールパネルを取り付けて年の為に吹き出し口の切り替えをしてみると
またスカスカ
あ~~~~~またやり直し~
と思って確認するとエアコンコントロールパネルの裏でパイプが外れてる・・
この時点で2日目に突入していたのでイライラして写真を撮っていないのですがワークショップマニュアルの絵では①の部品は薄い形状なので金属なのだと思われますが実際にはプラスチック。プラスチックのパイプをプラスチックのパーツでプラスチック板に固定するって・・・ダメだと思うんだけど・・・
なんとか抜けないように組付けてダッシュボードを取り付け。あとはセンターコンソールという時点で念のためにブロアーが動くかを確認すると当たり前ですが勢いよく風がでてくれます。
よしもう終わると終わるかなぁと思った時に気が付いた事が一つ
ステアリング周りの配線をしていない・・・
その時点で2日目終了。
また日曜日にという感じでしたがO氏が配線をしてくれてその間にバッテリーが弱くなっている事も判明したのでバッテリーも交換してもらい残った作業を日曜日にして引取と相成りました。
ついでにレジスターのずっと放置していたレジスターの接続ミスも修正しておきました。
ついでに報告しておきますと・・・ネジが余りました・・・素人あるあるですかね・・・
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